今年にはいってから、買い切り版のライセンスが復活し5/29からWindows版も正式リリースとなりました。
正式リリース前はベータ版からアクセスすることで、少し安く購入できました。
私が購入した時の値段は日本円で4893円でした。
2018年5月31日時点では少し高くなって、日本円で6082円となっています。

月額版と買い切り版で少し分かりにくい点があったので記載しておきます。
購入について
いくつかのサイトで詳しく説明されているので、詳細は省きますが買い切り版購入はWindwos版のソフトをダウンロードして、そのソフト経由で購入サイトに飛びます。
今回支払いにPaypalを使用したのですが、1PasswordのサイトでIDなどを新規作成する必要はなく、購入後にはPaypalで登録してあるメールアドレスにライセンスアクティベート用のダウンロードリンクが送られてきました。
そのファイルをダウンロードして、Windowsの1Passwordソフトのライセンスから読み込ませることで、アクティベート完了となります。
ソフト上から1Password.comのアカウントに切り替える様な設定がありますが、これは月額版の方向けの切り替えであって、買い切り版のライセンス場合はアカウントを作っても意味がありません。
違いについて
この両者の一番の違いは、そもそもサービス形態が異なります。
月額版は、Mac、Windows、iOS、Androidとプラットフォームを選ばず、どこでも追加料金なしで使用できます。
対して買い切り版は、購入して使用できるようになるのは、そのプラットフォームのみです。
今回でいうとWindowsでのみ使用可能になります。それ以外で使用したければ、そのプラットフォーム個別に課金する必要があります。
また、運用にあたってもサービスに違いがあります。
月額版のデータは1Password.comのサーバ上に保管されます。いままでDropboxを使用してきた人もいると思いますが、それが不要になります。
逆に買い切り版のほうは、Windowsとモバイル端末で使用したければ継続して、Dropboxでの運用になるかと思います。
私はWindows、iOS、Androidの複数端末で使用しており、引き続きデータはDropbox上の保管となりました。
それ以外にも月額版のほうが、機能的には多いです。
例えばトラベルモード、自動バックアップ、データ損失保護、Webアクセスなどがあります。

トラベルモードはWindowsでいうところの、隠しフォルダのようなものでしょうか、人に見られたくない書庫を一時的に消すことができます。
Webアクセスはその名前の通り、アプリケーションを使用せずブラウザだけあれば1Password書庫にアクセスできます。
Linaxなどの対応してないプラットフォームでも、ブラウザからならアクセスできるということです。
私は1Password書庫はひとつしかありませんし、iOSとAndroidのライセンスは別途個別にもっているので、Windowsも個別ライセンス購入にしました。
ひとによっては、月額版のほうが良いかもしれませんね。
それ以外には添付ファイルの扱いが変わります。
月額版はレコードに添付ファイルとう概念が無くなり、別レコードとして存在することとなります。例えば100レコードあって、その内に添付ファイルが30件ある書庫だとすると、1Password.comのサーバにアップした時点で、レコード総数は130件になります。
添付ファイルがあったレコードについては、そのリンクを貼るという感じになります。
添付ファイルを新規にしたい時には、ソフト上にファイルをドラッグ&ドロップして新規レコードを作成後に、実際に添付したいレコードを開いてリンク設定を行います。
買い切り版はいままで通り、1レコードにファイルを添付する形です。
ファイルをソフト上にドラッグ&ドロップしても弾かれます。
なので同じソフトでもアカウントの設定で、操作方法自体も変わる点があるということです。
最後に
大きな点として、このバージョンから日本語化されました。
とはいっても、今まで英語でも困ったことがなかったりします。
設定についても特にいじるところはありませんでした。
バックアップについては、細かい指定が出来なくなっていて、レコードを変更したタイミングで自動でとられるといった感じでしょうか。
バックアップフォルダの指定もできません。
それからVer7ではセキュリティリスクがある「AgileKeychain」だった場合、読み込ませた時点で、「OPVault」に変換してくれるようです。
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